経営士養成講座

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プロの経営コンサルタント及び戦略的経営を目指す経営幹部・後継者の方にお勧めします。
(「経営士養成講座」のほか、初級を目指す方々向けに「経営士補養成講座」があります。)

経営士養成講座のご案内

養成講座は、経営士(経営コンサルタント)や、高度な経営・管理能力の修得を目指す方々のための講座です。高密度、少人数制、実践的プログラム、働きながら学べる日程などがこの講座の特徴です。

  1. 約1000名の経営コンサルタントと経営人材を輩出している伝統ある養成講座です。
  2. 現役の経営コンサルタントの指導で、実践的なコンサルティング手法と経営戦略のフレームワークが学べます。
  3. 「頭と実践力を鍛える」だけでなく、「心も鍛える」養成講座です。
  4. 参加者間のネットワークが形成され、修了後も有益な情報交換ができます。
  5. 右の動画は経営士になる方への紹介動画となっています。PC画面全体に表示されるので、終わりたい場合は動画の外側をクリックしていただくと元の画面に戻ります。

「経営士養成講座」と「経営士補養成講座」の概要

項目経営士経営士補
受講要件及び対象者1.大学卒業程度以上の学識と社会人経験5年以上有する者。
2.中小企業経営者・幹部等
3.プロコンを目指す者
1.大学卒業程度以上の学識と社会人経験3年以上有する者。
2.中小企業経営者・幹部等
3.プロコンを目指す者
プログラムの水準経営管理に関する高度な専門知識を駆使して、
中小企業等を支援できる応用能力、実践能力の養成を主眼とする内容。
各分野の専門知識の習得を主眼とする内容。
講義時間コア授業60時間以上コア授業30時間以上
修了者への特典養成講座修了者は、経営士又は経営士補資格試験のうち筆記試験が免除される。

環境経営士養成講座

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企業に環境・CSR・SDGs 活動の助言・支援をする役割を持つ日本経営士会の「環境経営士®」の資格取得を目的とした養成講座
環境経営士の資格を取得され、環境、CSR、SDGs経営 の企業への導入の指導を期待いたします。

◆環境経営士養成講座は、ベーシックコースとアドバンストコースから構成されています。
◆ベーシックコースを受講されてから、アドバンストコースを受講していただきます。
ただし、環境関連資格保持者例えば・環境社会検定試験® (eco検定)合格者、ISO14001等の審査人、環境カウンセラーなど)は、ベーシックコースを免除できます。

下記の方々に、環境経営士養成講座をお勧めします。

社内で環境担当


環境経営・CSR・ISO14001・エコアクション21・KES担当事務局の方は本会をご活用ください。

SDGsを推進していく企業の担当者


環境経営・SDGs経営・地方創成等を推進している方は本会をご活用ください。

自治体等で脱炭素計画等推進している方、または関係者の方


ゼロカーボンシティ等目指す自治体の関係者、その関係の方などはご活用下さい。


経営士養成講座卒業生の声

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山村 哲司

第47期経営士養成講座卒業 株式会社外為印刷 山村 哲司 会員


プロフィール

株式会社外為印刷 新規事業準備室。大学卒業後、本の編集者の道へ。色々な出版社を渡り歩き、ファッション誌からビジネス書まで数多くの本を手がける。メンズのヘア&ファッション誌『BiDaN』の編集部員時代には、カリスマ美容師ブームが起きる。 2013年 日之出出版『FINEBOYS』別冊編集部 編集長。2017年より鹿児島のリネンサプライの会社、南九イリョーで経営企画やマーケティング、新規事業などを行う部署で働く。2018年4月より外為印刷に入社し、新規事業を立ち上げるべく模索している。

活動内容

新規事業開発のため、色々な企業と共にブルーオーシャン型、オープンイノベーション型の新規事業を画策。
また、今まで実践してきたマーケティングを新規事業に活かすべく、データサイエンスのコンソーシアムである、日本データマネージメント・コンソーシアム(JDMC)に参加している。

著書
  • 2013年 「FINEBOYS Plus SUIT 秋冬号」(日之出出版)
  • 2014年 「企業の人事力」(ダイヤモンド・ビジネス企画)

他多数の雑誌媒体に編集者として携わる。

アンケート
Q:経営士養成講座を受講したきっかけは何ですか?


A: 前職の会社の先輩が外資ITメーカーの元コンサルタントだったので、経営について色々と教えていただきました。
自分でももっと勉強したいと思うようになり、ビジネス書を何百冊も読んだのですが、体系的な事がわからなかったので自分にどんな知識が必要なのかがわかりませんでした。
本当は大学に行きたかったのですが、子供がまだ小さいため、家族に負担がかかりすぎると思い、短期間で集中的に勉強できる方法はないかと探していた時に、経営士会のホームページを見て、講座を申し込みました。

Q:経営士養成講座の講義の中で一番ためになった講義は何ですか?

A: 財務の講義です。普段の職務で、財務諸表まで読むことがないので勉強になりました。実際の研修先の企業様の数字も拝見させていただく事ができたのはとても貴重な経験でした。

Q:経営士の資格を、今後どのように活かしていきたいですか?

A: 新規事業を進める上で、経営の基本的な知識があるのとないのでは違うと思っております。経営士会で得た知識を活かして、新規事業を成功させたいと思っています。
また、最近、色々なウェブメディアから原稿を寄稿してほしいというお話をいただくケースが増えてきましたので、経営に関する情報などを噛砕いて紹介できるようになったらいいなと考えています。

第46期経営士養成講座卒業 株式会社御茶ノ水総合研究所 鳴田 真也 会員


プロフィール

埼玉県さいたま市出身。都内の税理士法人で企画推進室室長として、年商50億までの企業に対し会計業務とともに「企業再編支援」「経営分析・資金管理などの経営管理」「業務改善を目的としたシステム導入」などを中心に30社以上を専任。さらに、医師・プロ野球選手・外資企業の役員などの資産家20名以上の専属担当として16年間勤務した後、経営総合支援を目的とする株式会社 御茶ノ水総合研究所を設立。
【株式会社 御茶ノ水総合研究所 代表取締役】

活動内容

・事業計画を策定し直し、自ら役員会に出席して確実な企業成長を実行支援。
・財務分析・経営分析をおこない企業の財産や収益構造を最適化。
・防衛関連企業に対し新規事業モデルを企画し立上げを実行支援。
・某歯科医師協同組合を通じ歯科医師に対し経営セミナーを毎月開催。
・その他スポットプロジェクトに参加し会計コンサルティングを中心に活動。

アンケート
Q:経営士養成講座を受講したきっかけは何ですか?


A: 税理士法人に勤務した当初から”本物のコンサルタント”に出会う機会があまりに少ないことから、コンサルタントについて調べ”経営士会”の存在を知りました。同会の歴史と幅広い活動内容を知り、ここで学び活動しながら自分のサービスを展開していくことが本物のコンサルタントであると感じたからです。

Q:経営士養成講座の講義の中で一番ためになった講義は何ですか?

A: 何といっても実際の企業に訪問する実地研修です。ジャンルの違う同期と協力して、ヒアリング・現状分析・改善案策定・報告提案までを短期間で完結させることは大変でしたが、実習とはいえ実践に近く得るものが非常に多かったからです。

Q:経営士の資格を、今後どのように活かしていきたいですか?

A: 幅広い支援ができるよう経営士会のプログラムや活動に参加し、独自の分野を確立して世の中に新たな価値を提供することで、ひとつでも多くの企業の底上げに貢献できればと考ます。

第47期経営士養成講座卒業 株式会社エスアイイー 山下 淳 会員


プロフィール

大学を卒業後、大手通信建設に入社し、現場管理、施工設計を経験、IT関連への思いを捨てきれず、3年で退社。ITスクールで資格取得、知識を学び、ITベンチャー企業へ入社。
入社後は、4年間、ネットワーク運用・保守を経験し、その後プロジェクトの管理者→マネージャー→GM→部長と管理職を中心に活動。その活動の中で、提案活動、改善活動の面白さに目覚め、コンサルタントへの道を進む決意を固め、11年勤めた会社を退職するも道は険しい。
知人とITベンチャー企業の立ち上げ、人材派遣での新人育成、育成プログラム作成に従事した後、再度IT業界へ転職。社内コンサルとして、人事制度改善提案と構築、採用改善と実行など人事関連並びに、営業活動効率化、取引先への提案活動(人財提案、組織体制改善提案など)社内SEの工数管理と作業効率の改善提案を行う。
2019年1月に、別のIT企業へ転職し、お客様先にてクラウドサービス基盤の設計・構築・運用部隊のプロジェクトマネージャとして、活動を開始。
個人的には、2018年後半にて、小規模企業コンサルの業務をスポットにて対応。
【IT企業にて、クラウド基盤システム関連のプロジェクトマネージャ】

アンケート
Q:経営士養成講座を受講したきっかけは何ですか?


A: 中小企業診断士取得を目指しているが、机上の知識を実践で活かし、実践を通し活動していきたかったことと、将来独立をするに、勉強だけではその目標も達成できないと感じたため。

Q:経営士養成講座の講義の中で一番ためになった講義は何ですか?

A: 知識は机上にて得ていたので、講義というよりも、社外研修や人との出会いが自身の視野を広げていくことになった思う。

Q:経営士の資格を、今後どのように活かしていきたいですか?

A: 現職では提供サービス提案を作るところもありますので、経営理論や、運営管理などの講師や机上で得た部分を織り交ぜながら、様々な視点から、顧客満足を得られるような提案をしていきたいです。
また、個人的には、これまで関係を作ってこれまでの企業(中小企業)へ足を運び、気づいていない視点からの、提案や、経営士会の先生や同期とのコラボ等を通じ、企業の方たちの笑顔をより多く作っていきたいと思います。


「環境経営士」養成講座受講者の声

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 成果は絶大でした。 課題の洗い出しや分析を行い、討議フォーマットを活用して社会課題に対してできることを考えることによって、環境経営・SDGsへの理解をより深めることが出来たと思っております。

  大手企業や自治体では取引や支援の条件として環境・SDGs対応を求める動きがあり、中小企業にとっても環境・SDGsはもちろん避けて通れない経営課題です。 しかし、実際のところは、中小企業での取り組みは低迷しており、言葉は知っているが意味もしくは重要性を理解できない企業がまだまだ多いのが実情です。

  ですが、今回のワークを通じ思ったことは、地域密着型で機動力のある中小企業にこそ環境・SDGsを経営に組込み、社会課題をビジネスチャンスと捉えることで、社会との共生を考えていかなくてはならないということです。私は環境・SDGs経営が中小企業の新たな事業につながる可能性を感じています。

 今回1日目の講義では、企業を取り巻くステークホルダーの動向について、講師のご説明が資料とともに、非常にわかりやすく、また弊社においてもまさにESG投資に向けて注力していることから、疑問に思った点なども含めて、非常に役立つご説明をいただけた。

  特に、内閣府において、有価証券報告書にTCFD開示に加えて、サステナビリティの開示も義務付ける方針であることなどもわかり、弊社として今後益々環境・SDGsに力を入れなければならないことなど、準備すべきことが明確になってきた。

  Scope3の算出など、実際に行っていくには大変なことになるため、どうしたらよいか、非常に悩ましいところであるが、弊社としてのGHG排出量のうちどのくらいの割合がScope3となるのか、などを見極めることなど、アドバイスをいただき大変感謝している。 

 講師の方々のそれぞれの大変わかりやすいご説明によって、それらが体系的なものとして一層理解を進めることができたと思っております。
 また、25日のワークショップでは、「環境経営士」の具体的なポジショニングが明確になりました。ブレイクルームのメンバーの中では、ただ一人企業に在籍中の身でコンサルタントの実績はないという立場ではありましたが、それ故、より現実的な目線でワークに携われたと振り返っております。

 2日目の講義の中では、4章を通じて、より企業の立場に立ったSDGsの解釈や必要性を教えて頂くとともに、関係規則法を学ぶことで法的根拠に基づいた内容に知識をブラッシュアップさせることができたように感じております。これらの知識から中小企業への環境・SDGsへの参画の後押しにつなげていければと思います。講師の方が4名に分かれていらっしゃったことから、皆様の特色ある内容をお伺いできただけでなく、後の講師の方が前の方の内容との関連についても言及して頂けたことで、とても体系だった講座を拝聴することができたように思います。ありがとうございました。
 ワークショップでは、より深い内容や受講者の幅広い職業に基づく観点に触れることができました。業種を横断した考え方を吸収することで、今後の業務の中でのお客様との接し方にも生かしていけるような1日でした。 

 ワークショップすべてが新たな知識に満ちており非常に学びがいのある講義であった。
 特にあまり意識してこなかったSDGsの成り立ち、前身であるMDGsの話は非常に勉強になった。若者の環境・SDGs経営に対する意識が高いことなどは本職の一環である採用業務にもダイレクトに関わってくる話であり、決して後回しにできることではないと衝撃を感じるほどであった。今後はよりテキストを熟読し復習しながらさらに理解を進めていきたい。。

ワークショップ事例


環境経営士養成講座 アドバンストコースでのワークショップ事例

 環境経営士養成講座アドバンストコースの2日目(最終日)には某市の事例を挙げて地方創成のためのワークショップを開催しています。その時の事例をSWOT用紙でまとめた表が下記です。

SWOT分析  第83回環境経営士養成講座 某市の地方創成を事例としたワークショップ例  

  内 部 要 因
 強み Strong弱み Weakness
課題解決案(戦略例)

・デジタル技術を活用した既存産業の 活性化、外部周知の強化
・大学とのコラボやSNS利用による 農産業のブランド促進   新規事業
開発
・林業のウッドペレットを利用した再生可能エネルギー事業
・絹織物技術の再興、高齢層が持つ高度技術をSNS利用し全国的な承継      
1 歴史的遺産と文化財
2 商店街の機能維持
3 豊かな農業と林業
4 地域おこしの取り組み
5 温泉
6国立大学・産官学連携・卒業業後
の定着
7 交通インフラ・アクセス強い
8 奈良時代の織物の産地・地域特化 9 林業盛ん
10 部品産業
11地域振興意識高い・コンサルタン
ト契約
12 首都圏から近い(首都圏に農産物
供給源)
13 シビックプライドが高い
14 人口減少と高齢化
15 交通の不便さ
16 可住地の面積狭い
17 高速道路・空港がない インフ
ラ弱い
18 大型商業施設なし・若者家族連
れこない 19 住民が保守的
外 部 要 因機会Opportunity機会を生かし更に強みを増す戦略 SO戦略機会を利用して弱みを少なくする戦略 WO戦略
20 観光への意識の高まり
21 地域振興の補助・地域おこし
22 農業・林業の振興策あり
23 環境保全・世界の動き、国の動
き 森林面積の活用
24 デジタル技術の発展
25 働く場所の多様化・ワーケーシ
ョン・テレワーク(多種多様な働き
方)
26 インバウンドの増加
27 SNS、YouTubeでの紹介
28 円高により輸出有利
29 若者の定着 30 世界との商売
・観光産業をより注力していく
・森林資源を活用した再生可能エネ
ルギーの創出
・地域おこし協力隊制度を活用した
町おこし、地域おこし
・海外観光客⇦食の戦略、SNSの発
信 海外の需要を引き付ける
・大学生と商店街とのコラボ
・若者を中心とした移住、働く場の
提供 ワーケーションよりも移住
・定住を意識
・少子高齢化による既存の業務の俗
人化工場のDXによる省人化
・農産物のブランド促進、農業体
験型の道の駅
・SNS絡めてブランド促進
・ふるさと納税、大学生とのコラボ
を活用したブランド化
・首都圏向けの牛肉豚肉、台所のブ
ランド化
・バーチャルオフィス、場所を問わ
ない環境、労働力の困らない。
・陸の孤島だからこそ生まれる魅力
づくり
・西表島の例(ブランドづくり)    
脅威Threat脅威を強みに生かす戦略 ST戦略脅威を逆用、弱みを強みにしていく戦略 WT戦略
31 流入するチャンスがない、若い
人が入ってこない
32 大きな交通インフラ広がらない 33 競合する他の都市との関係
34 脱酸素課化への既存産業への影
響 (EV自動車への展開⇦自動車部
品への影響)
35 温暖化の加速による地域の影響  
農業への影響⇦郷土料理・文化な
どへの影響
36 財源の確保
37 後継者育成
38 市政と市長との相性
39 出生率の低下が大きい
40 人材の流出(特に女性)
41 購買意欲が回復できてない
42 サステナビリティの加速による
影響
43 山の維持の問題・災害対策
44 世界的な我が国ファースト・分
断化による影響
・サステナビリティが進んでいく中
で、SDGsキャピタルになる。
とんがる!小回りの利く都市。
人口が少ないことを強み。
・製造業、つくる産業のリイクルシ
フト。絹織物の発展→服をつくな
らいパタゴニア。つくらない産業
を見据える。町全体のエコシステ
ム。サーキュラーエコノミー型の
アパレル産業。(女性の流入と流出
防止)
・人材育成 M&A 公募により地
域活性化。
・産業を誘致しやすい。いっそのこ
と分散型都市として実験都市とし
てチャレンジ。都市計画。エネル
ギー
・食の独立型の仕組みづくり。
も の、大学、土地もある。  
・高齢者が多く、後継者問題、大学
がある。 高齢者に特化した学び
の場。100年時代。学び続けるこ
とが出来る町。
・絹、純粋な作り方が価値が高い。  
ロステクノロジーのアカデミック
化。(大学の有効活用) ・高齢者→
労働、学び直し。高齢者のリスキ
リング。高齢者向けのIT人材育
成。クラウドサービスを買ってい
ただく。自動車産業を内製化。シ
ステム売る。
・国立大学、卒業後の定住促進。
ビジネス戦略に変える。
・高齢者が住みやすい地域に特化し
た町にする。施設も整う。
・大学は弱みではないかも。